nyanco15です。みんなからはにゃんこさんと呼ばれています。この日記は今年行った場所 Advent Calendar 2016 - Adventarの12月11日分の記事です。
さて、今年行った場所ということで、なんやかんやと前置きを書こうと思いましたが、私のことを知っている人は私が住んでいる街以外で行く場所なんて決まってるやろ、そもそもそこ以外は京都におるやろ、とツッコミがきそうなのでもういいですね。
福建省廈門(アモイ)市の話
私は仕事で中国の福建省にある廈門(日本語読みでアモイ、現地や英語だとシャーメン)というところに年に何度か行きます。
場所から想像できる通りなのですが、年間を通して気温はまあまあ高く、ちょうど2日前まで行ってたのですが、コート不要で日中は半袖で過ごしていました。夏は暑いですが、夏は暑いものですのでまあいいでしょう。
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この記事、そもそも廈門の何を書こうかなあと考えていたのですが、私のやることややろうとしていることを一切止めなかったお母さんが「中国はアカン」と言って聞かないのでお母さんが心配してそうなことでも書こうと思います。お母さん、「私LINEとかよくわからんねん〜」と私と同じことよく言ってるし、絶対Twitterとか垢バレしたくないけどすでにバレている可能性だってありますからね、偶然このブログも見てたらこれで納得してください。
治安どうなの
一番言われるのは治安ですね。
外務省 海外安全ホームページこちらで参考にしていただければと思いますが、特に国から渡航に注意すべきと言われている場所ではありません。
しかしながら、私も中国以外の国に何カ国か訪れたことがあり、日本以外は必ずしも安全ではないということは身をもって感じています。日本でも絶対安全ってわけじゃないけれど、たとえば何か困った時、言葉は通じるし、大抵のことはなんとでもなるものです。
私は今中国語を勉強していて(行き始めた頃は你好と谢谢しか知らなかった)、仕事上は中国語一切使わなくて(日本語できる中国人と商談するので)、知らなくてもやっていけるのですが勉強しようと思ったきっかけの一つに、英語を知ってもなんともならなかった、ということがあります。
ある時飛行機が遅れて夜中に到着して、まあでも空港からホテルまでホテルのシャトルバス予約しているから大丈夫かと思ったら、手違いでその予約ができてなくて、空港で一人になってしまいました。当時は泊まっているホテルの中国語読みも知らなかったし、一人でタクシーも乗ったことなくて、夜中だし現地の人に連絡するのも失礼だし、、とかもう冷や汗がすごかったことを記憶しています。*1
私は旅行する程度であれば英語は話せるので、外国でもなんとかなるやと思っていたのですが、中国では英語は全く通じません。日本人も英語できないと言われていますが、タクシーのおじさんも数字くらいは言えるはずです。しかし、こちらの人は大抵数字すらわからないので、「ああ、これはいつか死ぬなあ」と思って生きるために勉強をしている、という感じです。
話は治安の話に戻って、じゃあその言葉もわからん時に乗ったタクシーはどうだったかといえば、だいたい相場通りの金額でホテルにたどり着いたし、道を歩いてたら「靴紐ほどけてるよ」って知らない人が教えてくれるし、マッサージのにいちゃんは私の拙い中国語もわかろうとしてくれるので、廈門市の中心部では今のところ危険な目には特にあっていません。先述したように、だからといって気を抜いて訳のわからん料理屋とかに行くと絶対まずいことになると思いますが。*2
私の関わる業界は韓国→台湾→中国という感じで活動場所(というのか)を変えてきて、今関わっている企業は半分以上台湾系企業が中国に土地を買って移動してきて、という感じなので、台湾人の文化で生きているようなところがあり、割と親日的だから、不安だと思ったことはそんなにないですね。*3
食べ物どうなの
この国は食がとにかく大事で、どれくらい大事かというと、工場の人達が12時の食事のベルが鳴ると、全力疾走で食堂へ向かいます。また、食事の時間が異常に長くいつも3時間くらいかかっている気がします。まあ普通の飲み会みたいなもんか。
ここで食べているものをご紹介しましょう。
魚
魚がぺろーんって置かれていて、そこから好きな魚を選んでおすすめの味付けや調理方法を聞いてオーダーします。なお2枚目は外にこれが設置されているので魚たちにどんなことが起きているのかわかりませんが、火が通ればなんとでもなるやろという気持ちでいます。そうでないと食べるものがありません。
鍋
妙に辛い鍋が多く、さらに暑いので年中汗かきまくりで鍋を食べることになります。私は辛いものが好きですので最高の環境です。写真は初めて中国にいった時のやつだと思います。
これは日本のシャオフェイヤンの鍋です。中国出張組で京都のシャオフェイヤンに行った時、シャオフェイヤンいいよね〜と話していたら店員に「来ていただいたことあるんですか?」と言われ「あ、中国で」と返答したことがあります。日本のシャオフェイヤンもまあまあ現地っぽくておすすめです。また行きたい。
http://www.hinabe.net
辛
ということで辛いものが多い地域なきがする。これは闽南料理の店で食べたただのキャベツ炒めと思いきやめちゃくちゃ辛くてこの後めちゃくちゃお腹壊して唇がヒリヒリしたまま眠りにつきました。
これは日本の万豚記のメニューの中で一番辛いとされていた肉の炒め物です。ミスって唐辛子を食べるとどえらいことになっていたでしょうが、学習していて唐辛子は食べなかったので美味しくいただきました。次は麻婆豆腐食べたい。そういえば中国では麻婆豆腐ってなくて麻辣豆腐なら食べたことあるなあ。
万豚記 | 際コーポレーション
皿
な、何をしているの・・・という雰囲気ですが、場所によりますが食前に取り皿などをお湯で洗います。このお皿たち、密封されて持ってこられるのですが、それを開けてお皿をお湯で洗います。お湯で洗ったところで特に何の効果もありません。
聞くところによると、中国の南のほうの地域での文化のようです。郷に入っては郷に従えという言葉があるように、今となっては私も率先して洗っています。
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いかがでしたか
(途中日本の美味しい中華料理チェーンの話を含めて)もう完全に行きたくなりましたよね?まだ聞きたい人がいれば、川とか年末とかその他でもお話できると思います。もう聞き飽きている人は無視して最近のいけてるファッションの話や生活の話などをしましょう。
ちなみに廈門までの飛行機ですが、東京からだとANAの直行便があります。関西だと廈門航空というぐにゃぐにゃの機内食が出てくる飛行機などがあります。その他、香港や台湾経由などでしょうか。上海や北京経由は危険すぎるのでやめたほうがいいでしょう。
さあ皆さんも中国に行きましょう〜〜!明日は id:kuraruk さん〜!再见!